全人医療に生涯を捧げた永田勝太郎先生が、ご自身でクリニックを開設された際に掲げた理念をご紹介します。
以下、公益財団法人国際全人医療研究所附属千代田国際クリニックホームページより引用。
※千代田国際クリニックは2025年1月に閉院しました。

医療方法論の相互主体的統合
全人的医療の実践のためには、現代医学の最新の智慧を最大限に生かしますが、同時にその限界も知り、それを越す努力をすることが必要です。
幸い、我が国にはいろいろな医学方法論があります。
すなわち、古くからある伝統的東洋医学(漢方方剤、鍼灸、食養など)の智慧や、心身医学の智慧も入れ、心身両面から患者さんを理解すること、さらに、実存分析(ロゴセラピー)を導入し、患者さん固有の生きる意味を理解することが重要です。
それぞれの適応と限界を知り、統合による合理性を追求します。
(千代田国際クリニック 創設・前院長 永田勝太郎)