全人医療に生涯を捧げた永田勝太郎先生が、ご自身でクリニックを開設された際に掲げた理念をご紹介します。
全人的医療とは患者さん固有の生きざまを知ること
様々な症状に苦しむ患者さんへの最適な医療の実践は、患者さん固有のQOL(生活の質)を高めるものでなくてはなりません。そのためには、全人的医療学は必須です。
全人的医療とは、患者さんを絶えず、「病める人間」としてとらえ、QOLを高める医療です。
患者さん固有の生きざまを知ること
患者さんは全人的に生きています。細胞や臓器単独で生きているのではありません。人間の生きざまとは、患者さん固有の身体(からだ)・心理(こころ)・社会(環境)・実存(生きがい)の総体です。身体・心理・社会・実存的医療モデルは、WHO(世界保健機関)のデイ教授、ロチェスター大学のエンゲル教授、九州大学の池見酉次郎教授、ウイーン大学のフランクル教授の考え方に私たちの考え方を導入してようやく完成しました。
