「痛みの力」海竜社. 2010
永田勝太郎 著
「痛みに負けない生き方はどうやったら創れるか」という問いをお持ちの方にお勧めの一冊です。
痛みは生きている人間しか感じません。人間の生理現象としての痛みは何だろうかという素朴な疑問が湧いたのは、まだ学生の頃でした。実際に臨床の現場に立つようになると、患者さんを全人的に診る視点がなくては、痛みを理解できないとわかるのに時間はかかりませんでした。同時に、痛みにはいろいろな意味があることに気づきました。すなわち、痛みは生きるための「力」です。
(「はじめに」より)
生きざまの歪みが痛みを起こします。
痛みは警告信号です。
生きざまの歪みを速く是正せよ。
という身体の発する声です。
人は生きてきたように痛むからです。
(「おわりに」より)
【目次】
第1章 痛みを乗り越えて生きる
第2章 自己超越で痛みを従える力
第3章 死を乗り越えて生きる
第4章 生きる『意味』が痛みを克服する
第5章 『生きざま』のゆがみが痛む
第6章 身近に起こる身体の痛み
第7章 がんの痛みを乗り越える
第8章 慢性的な腺維筋痛症と闘う
第9章 痛みを未然に防ぐ医療
第10章 正しい情報で正しい医療を受ける
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