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「見えない病気 『低血圧』ーその診断と治療ー」永田勝太郎 著

「改訂新版 見えない病気 『低血圧』ーその診断と治療ー」

永田勝太郎 著

佐久書房, 2006年

 

永田勝太郎先生の専門分野の一つが、低血圧でした。

本書には沢山のQ&Aが掲載されていて、低血圧についての素朴な疑問から、生活上の工夫や対処方法、診断や治療方法など、多岐にわたる知識を身につけることができます。


 低血圧の症状は多彩でなかなかとらえどころがなく、患者さんは何科を受診してよいか迷います。

 また低血圧患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生命の質)は大きく障害されています。

 本書では全人的医療の立場から、低血圧ないしその関連疾患をもう一度見直し、診断・治療の方法を具体的に示しました。

 本書のねらいは医師・薬剤師・看護師さんといった医療従事者の方々に低血圧を積極的に理解していただくこと、さらに患者さんのインフォームド・コンセントのために役立たせることにあります。

まえがき より


【目次】

まえがき

 

第1部 低血圧とは何か

1)低血圧の正しい理解のために

2)低血圧の正しい診断

3)低血圧のいろいろー分類

4)起立性低血圧とは

5)低血圧と紛らわしい疾患

6)シャイ・ドレーガー症候群とは

7)低血圧の特徴

8)元気のない低血圧患者さんたちーバラエティに富む症状

9)低血圧患者さんの豊かな可能性

10)低血圧患者さんの低下したQOL(生命の質)

 

第2部 低血圧の正しい治療

1)低血圧の正しい治療

2)低血圧の正しい治療ー第1ステップ

患者さん自身による病態の十分な理解

3)低血圧の正しい治療ー第2ステップ

生活療法(ライフスタイル・行動のチェック)

4)低血圧の正しい治療ー第3ステップ

薬物療法

 

第3部 起立性低血圧の実際

登校拒否とまで言われた光男君の場合

 

参考文献

あとがき

 


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