「臨床のための カウンセリング心理学」
永田勝太郎 編著
佐久書房, 2002年
全人的医療をどう臨床に活かすのか、具体的な実践には多くの困難が待ち受けていることと思います。そんな医療者に向けて書かれた一冊です。
医療の現場では全人的医療学はその基本であるとよく言われるが、現実に行うのはきわめて難しい。そこには医療哲学、医療思想の上に、システムがあり、具体的な戦略が構築され、評価方法論がなくてはならない。本書ではそこに触れたつもりである。
(あとがき より)
【目次】
第1章 患者の全人的な理解
- 心理学の基礎知識・・・・・・久保田健之
- 全人的医療モデル・・・・・・永田勝太郎
- 治療におけるモデルの使い分け・・・・・・藤岡耕太郎
- 患者の全人的理解が必要な今日的状況・・・・・・永田勝太郎
- 患者の個別性の理解・・・・・・釜野安昭
第2章 患者心理の理解
- 性格・・・・・・森下克也
- 正常な精神と精神障害・・・・・・森下克也
- 発病に伴う心理的問題・・・・・・岡本章寛 / 岡野寛
第3章 カウンセリングの実際
- カウンセリング (counseling)・・・・・・ 釜野聖子
- バリント方式の医療面接法・・・・・・永田勝太郎
第4章 臨床心理検査の実際
- 性格傾向調査・・・・・・田部田 功
- 精神状態の調査・・・・・・田部田 功 / 佐藤文子
- 心身両面からの健康状態の調査・・・・・・森下克也
- 面接時の統合的印象・・・・・・森下克也
第5章 身体的治療に併用する心理療法
- 心理療法・・・・・・森下克也 / 山崎美佐子 / 永田勝太郎
- その他の関連療法・・・・・・山崎美佐子 / 永田勝太郎
- 治療者ー患者関係・・・・・・岡本章寛
付録:心身医学の保険診療の実際・・・・・・久保田健之
あとがき
