「日本のターミナル・ケア 末期医療学の実践」
池見酉次郎・永田勝太郎 編
誠信書房, 1984
昭和59年に出版された本書を読むことで、当時の日本におけるターミナル・ケアの状況や、教育、哲学的、宗教的背景、ターミナル・ケアに対する市民の要望などを知ることができます。
【目次】
序文
第1章 ターミナル・ケアの概念
1 全人的医療とターミナル・ケア (池見酉次郎)
2 バイオエシックスとターミナル・ケア (永田勝太郎・池見酉次郎)
3 リエゾン精神医学とターミナル・ケア (金子仁郎)
4 サナトロジーとターミナル・ケア (アルフォンス・デーケン)
第2章 ターミナル・ケアの現状と展望
1 一般病院におけるターミナル・ケア (永田勝太郎)
2 癌センターにおけるターミナル・ケア (植村美代子)
3 腫瘍専門医とターミナル・ケア (米山武志)
4 地域医療の中でのターミナル・ケア (河野博巨)
5 実地医家としてのターミナル・ケア (鈴木荘一)
6 チーム医療とターミナル・ケア (岡安大仁)
7 末期癌患者の心理学的特性について (大原健士郎・上野郁子)
8 末期癌患者家族の心理 (瀬尾洋介)
9 浜松聖隷ホスピスのケアの実際 (原 義雄)
10 淀川キリスト教病院のホスピス・ケアの展望 (柏木哲夫)
11 鎮痛医療とターミナル・ケア (村山良介)
12 麻薬管理とターミナル・ケア (村山良介・山根 健)
13 ターミナル・ケアと看護者 (樋口康子)
14 看護とターミナル・ケア (寺本松野)
第3章 ターミナル・ケアと宗教・哲学の役割
1 カトリック「死の看とり」論よりの提言 (宮川俊行)
2 ターミナル・ケアにおけるキリスト教の役割 (岸本和世)
3 仏教の立場からのターミナル・ケア (村田謙二)
4 ターミナル・ケアと哲学的人間学 (本多正昭)
5 臨終体験の研究と応用 (カール・ベッカー)
第4章 ターミナル・ケアと医学教育
1 医学概論におけるターミナル・ケア (伊藤幸郎)
2 ターミナル・ケアと卒前教育 (谷 荘吉)
3 ターミナル・ケアと医学教育、卒後教育 (日野原重明)
4 ターミナル・ケアと看護教育 (阿蘇品スミ子・松尾典子)
5 医学生の立場からみたターミナル・ケアの問題点 (池田 博)
第5章 ターミナル・ケアと市民
1 日本の末期患者の看護(ターミナル・ケア)と市民 (なだいなだ)
2 家族の側からみたターミナル・ケア (沖藤典子)
